外壁塗装で火災保険が適用になるケースについて

ご存じでしたか?実は外壁塗装でも助成金とは別に、火災保険を利用して、もっと費用を抑える方法があるんです。10年に一度、塗り替えが目安と言われている外壁塗装工事の費用は、約100〜150万円が相場です。家を塗り替えるとしても、実費負担を抑えて行いたいところです。このページでは、外壁塗装工事の費用を安く抑えてお得に実施するための火災保険について解説していきます。

火災保険の種類

戸建住宅向けの火災保険には、[住宅火災保険]・[住宅総合保険]・[オールリスクタイプといった新タイプの保険]の3種類が主に利用されております。

他にも、店舗兼住宅のような[1階が飲食店・2階が自宅]などの場合は、[店舗総合保険]、アパートやマンションなどの集合住宅に住む方を対象にしている[団地保険]などがございます

ここで細かくご説明させていただきます。

名称 内容
住宅火災保険 火災・水災・落雷・風災・雹(ひょう)災など、基本的な自然災害が補償対象になっているオーソドックスな火災保険で、外壁塗装工事の際に利用されることがございます。
住宅総合保険 住宅火災保険に盗難・いたずら・漏水・不注意による破損などの災害が補償内容に加えられている火災保険で、外壁塗装工事の際に利用されることがございます。
オールリスクタイプ 住宅火災保険・住宅総合保険よりも暴行・騒擾(騒じょう)による破壊など広範囲の内容に柔軟に対応しており、お客様のにニーズに合わせて、[工事規模の大小にかかわらず保険金が支払われる]・[家のタイプごとに細かく補償範囲を設定できる]など契約内容が選べるものです。
店舗総合保険 住宅火災保険に盗難・いたずら・漏水・不注意による破損などの災害が補償内容に加えられている火災保険で、外壁塗装工事の際に利用されることがございます。
団地保険 補償できる範囲については、住宅総合保険と似ている部分が多いですが、[借家賠償責任保険]・[個人賠償責任保険]など戸建て住宅にはない補償内容がある場合が多いです。

[借家賠償責任保険]とは、賃貸で借りている部屋でも不注意による火災・損傷させてしまった際に、大家さんへ支払うべき賠償費用を補償している保険になります。

[個人賠償責任保険]とは自室から漏水して下の階の天井から水漏れにより部屋や家財などを破損してしまった際に、近隣住民に支払うべき賠償費用を補償している保険になります。

このように火災保険にも様々な種類が存在しております。そのためまずは加入している火災保険の種類と契約内容の確認をご確認することをおすすめいたします。

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外壁塗装に火災保険が適用される条件

住宅火災保険とは不注意による火災・暴動による人災・台風・雷・大雪などの自然災害の被害に対しても利用できる保険で、契約内容によって様々な被災に対しても利用することができます。

ですが、必ずしも利用できるというわけではございません。具体的な例あげてご紹介していきます。

台風・竜巻による被害

一般的には、下記ような被害内容であれば、火災保険が適用される可能性は高くなっております。

  • 屋根瓦が台風の突風にあおられて飛ばされてしまった。
  • 飛ばされてきた屋根瓦・木・石などが外壁に直撃して外壁が損傷してしまった。
  • 風圧がすごく、窓ガラスが割れてしまった。

エイチプロスでも火災保険での工事ができるのか相談が寄せられており、一部ではありますがご紹介いたします。

名称 相談内容 適用
埼玉県三芳町 台風の影響で、屋根瓦が破損し雨漏りしている。
埼玉県川越市 台風の影響で、屋根材(スレート)が破損し、飛んでしまった。またはサイディングが欠落した。

ただし、損害保険会社様の内容によっては、台風ではなく竜巻のような自然災害は適用外となるなど、細かな記載がされているケースが多いので確認が必要になっていきます。

落雷による被害

一般的には下記ような被害内容であれば、火災保険が適用される可能性は高くなっております。

  • 雷が落ちて屋根に穴が開いたり、屋根瓦が割れたりする
  • 雷が落ちた箇所から火災が発生する

雷による外壁や屋根の被害は、雷自体の威力だけでなく雷によって発生した火災からも被りますが、火災保険に「落雷」補償を付けていれば補償を受けることが可能な場合がございます。

雨、洪水、土砂崩れによる被害

一般的には下記ような被害内容であれば、火災保険が適用される可能性は高くなっております。

  • 大雨で床上浸水や土砂崩れが発生し、外壁が腐食または破損する
  • 通常以上の大雨で雨樋が雨水を受け止めきれず破損する

豪雨、洪水、雨に起因する土砂崩れなどはすべて「水災」と分類され、水災対応の火災保険の補償対象です。

しかし、大雨によって床上浸水が起きて破損してしまった家電や家具の補償を受けるためには火災保険だけでは不十分であり、それらの家財にも保険をかけておく必要があります。

※水道管が故障して水漏れや床上浸水が起きた場合、水災補償ではなく「水漏れ」の補償を付けておく必要がありますので注意してください。

落雪・ひょうによる被害

一般的には、下記ような被害内容であれば、火災保険が適用される可能性は高くなっております。

  • 雪の重みで屋根材、雨樋、給湯器、カーポートなどが破損する
  • 屋根から落下した雪の塊が、外壁や外構に直撃して破損する

「ひょう」が降って屋根や外壁が割れたり、穴が開いたりするなどこのような被害内容であれば、火災保険が適用される可能性は高くなっております。

ただし火災保険において、・雪による被害は「雪災」、ひょう(直径約5mm以上の硬い氷の塊)による災害は「ひょう災」と分類されてることが多く、契約内容により利用できない場合がございます。

※上記の内容をもとにしたのがこちらです。

加入者 火災 風災(風害) 破裂・爆発 落雷 水害(水災) 水漏れ 地震 雪害(雪災) ひょう 飛来・落下・衝突 盗難
A      

Aさんの場合、屋根瓦が台風の突風にあおられて飛ばされてしまった。(風災)、雷が落ちた箇所から火災が発生する。(落雷)、雪の重みで屋根材、雨樋、給湯器、カーポートなどが破損した。(雪災)、通常以上の大雨で雨樋が雨水を受け止めきれず破損した。(水災)は火災保険が適用される場合があります。

「ひょう」が降って屋根や外壁が割れたり、穴が開いた。(ひょう災)、水道管が故障して水漏れや床上浸水が起きた。(水漏れ)などが適用外になります。

火災保険を適用する手順

ここで簡単な火災保険適用までの流れをご説明いたします。

  1. まずは契約をしている損害保険会社に連絡をしましょう
  2. 次に申請に必要な書類や注意事項を詳しく聞きます。
  3. その後は各申請書の作成・提出をして、保険金の請求申請を行ないます。(主に、保険金の請求書・事故の報告書・修理箇所の見積り書など)
  4. 申請を受けた損害保険会社が、損害鑑定人をお住まいに派遣し、損害現場を調査。
  5. その調査結果を受けて、損害保険会社が審査を行う。
  6. 申請内容が認められれば、無事に保険金が支払われます。

火災保険の保険金は、「審査完了から約1~2週間を目安に振り込む」ケースが多いですが、広範囲での建物の倒壊や破損が起きるような未曾有の大災害時には、被害件数の多さを考慮して、被災日から30日を越えて振り込んでも良いという特例が適用されることがあるため、大災害時には保険金の受け取りが遅れる可能性があることを考慮しておきましょう。

※保険金が入金されてから工事が開始されるケースが一般的ですが、被害箇所を修繕するタイミングによっては、リフォーム業者に工事費用を支払った後に保険金が振り込まれることもありますので、一時的に工事費用の出費をしなければならない可能性があります。

火災保険が適用するかわからない損害の場合、保険会社が手配した鑑定人や、火災保険にて施工実績のある外壁塗装業者が調査を行うケースもありますのでお気軽に相談してみてはいかがでしょうか?

外壁塗装工事で火災保険を利用する際の注意事項

ここで、火災保険を利用する注意点についてご説明致します。

※火災保険には「地震・水漏れ・ひょう」など、特約として加入していないと適用されないこともございますので、一度加入している火災保険の内容を合わせて確認しておきましょう。

経年劣化では火災保険の適用外

注意しなくてはならないのが、「経年や老朽による劣化」です。「経年や老朽による劣化」は火災保険が適用されないです。

災害に起因しない劣化や、外壁材特有の性質による摩耗・変質・変色などは補償の対象とはならないということです。

例えば、外壁に発生したコケ・カビ、各種サビ・塗料剥がれ・チョーキングなどは対象外となります。

免責金額を下回る工事

リフォームの工事費用が免責金額を下回る場合も適用されません。

強風により飛ばされてきた屋根瓦・木・石などが外壁に直撃して外壁が損傷してしまった。

この時、外壁の補修費用が25万円、加入している火災保険の免責金額が30万円の場合、この補修工事に関しては、火災保険が適用されなくなってしまいます。

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外壁塗装工事で火災保険を利用する際のポイント

外壁塗装工事の費用を火災保険を利用して抑えてお得にするためのポイントとして、3点ほどご説明いたします。

契約内容によって災害内容がカバーされているのかを確認

契約内容によって災害内容がカバーされているのかを確認することについては、地域により、落雪が多い地域や台風の接近で雨が多く降る地域など様々なことが多い為、ご自宅のある地域にあった契約内容にすることをお勧めいたします。

火災保険で施工実績がある外壁塗装業者や損害保険会社様へ相談

最近よく耳にすることが多いですが、火災保険で外壁塗装工事が全額無料になります。などの営業トークの悪徳業者も増えてきているのが現状です。

悪徳業者と知らずに安くなるのならと工事をしてしまうと、虚偽の申告の共謀で詐欺行為に当たる場合もございます。さらに手抜き工事の場合、余計な出費になりかねません。

「悪徳業者に騙されて結果的に工事費用が高額になってしまった」なんてことにならないために、火災保険での施工実績がある外壁塗装業者を選んで相談することをが大事になっていきます。

自然災害によって建物への損傷が見受けられた時期などの記録

火災保険が適用されるのは自然災害が起こってから3年以内という条件もございます。

そのため、いつの自然災害によって損傷していたのか、「被害箇所の写真」と被害箇所がどの部分なのか「建物の図面(見取り図・平面図など)」の記録や書類が「事故報告書」の提出の際に必要となります。

被害状況の写真は災害発生後すぐ保存しておき、保険会社が被害状況を判断しやすいようにして相談するようにしましょう。

火災保険を使って外壁塗装ができないときには助成金を利用する

先ほど注意事項でご説明した経年劣化について、火災保険が適用できないためご自身の負担にて外壁塗装工事を行うことになってしまいます。

そのため、経年劣化でも工事費用を抑えてお得に外壁塗装工事をすることが可能な助成金制度もございますので、1度確認してみてはいかがでしょうか?

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